貴重品を金庫に入れていたのですが、泥棒に入られました。どのような対策をすれば良いのでしょうか。

金庫盗難対策

貴重品を金庫の中に入れておけば安心、金庫を盗まれることはない、と思いがちですが、実際には金庫ごと盗まれてしまうこともしばしばあります。最近では、電子カッターや小型削岩機が簡単に入手できるようになりあっという間に金庫を破壊することができるのです。

対策として

●金庫をアンカーボルトで床に固定する。

●金庫は目立たない場所に設置し、昼間来客や出入り業者が見ることができる場所には置かない。

●金庫が簡単に持ち出されないように書庫やレイアウトを工夫する。

●金庫は防犯機能の高い防盗金庫にする。

鍵の管理（保管）は厳重に

いくら金庫の盗難対策をしていても鍵の管理が徹底していないと『従業員がいつの間にか金庫の鍵を持ち出していた。』ということになりかねません。

★管理責任者を決め、鍵を厳重に管理する。

★決して自分のロッカーや机の引き出しなどで鍵を保管しない。

★ダイヤル番号は、決して第三者に知られることのないようにする。

防犯システム（出入管理システム、防犯カメラ、サイレン、ベル）を取り入れ、泥棒に犯行時間がかかるようにする・諦めさせる「環境づくり」こそが泥棒に狙われない効果があるのです。