Crime prevention Q&A
企業などで『顧客情報が100万件以上流出』などとニュースで流れていると自分の個人情報は大丈夫なのかと不安になられる方もいらっしゃると思います。
日テレNEWSより
顧客情報には、氏名、住所、電話番号、生年月日が含まれているのが大半です。
そして今や情報売買として、クレジットカード情報、ネット銀行情報、パスポート情報、TwitterやInstagram、アカウント情報まで有料で取り引きされているのが現状です。
企業などでの顧客情報は、しっかりと守ってもらいたいものですね。
個人が注意するポイント
よく利用するサイトに気を付けてください。ショッピングサイトで個人情報を入力する際は、以下のことに注意してください。
◎「セキュリティポリシー」がしっかりしている。
◎「SSL」によって暗号化されているか。
◎「Pマーク」を取得しているか。
Pマークとは、プライバシーマーク個人情報について適切な取扱を講じている事業者の事
★『パスワード』の使い回しも気を付けましょう。
色々なサイトでパスワードを登録していますが、意を持った面倒だから同じパスワードで登録している方が多いようです。どこか一つで情報が漏洩してしまうと悪意を持った者が別のサイトでもログインできるか試してきます。
面倒かもしれませんが、パスワードは定期的に変更していきましょう。
情報流出による被害
本人になりすましてID・パスワードを不正利用
個人情報をもとにSNSに投稿された内容などから脅迫やストーカー行為
【普段から気を付けなければならない事とは】
● メールからの誘導によるフィッシング詐欺
運営会社をかたって安全確認やセキュリティ問題解消を促すメールには気を付けてください。
疑わしいメールやメッセージには十分注意しましょう。
(総務省より)
本物そっくりのサイト等の名で届く『確認メール』へ誘導して個人情報を盗んだり、不正アプリを導入させる手口も多発しています。
遠隔操作アプリを導入してしまって、盗撮の被害、金銭や個人情報を騙し取られたという事例もあります。
●SNSの投稿に注意を!
(総務省より)
事件やトラブルに遭わないためにもリアルタイムでSNSに上げるのはやめましょう。
写真を投稿した場所から最寄りの駅、さらに自宅住所まで特定されてしまいます。
●Wi-Fiスポットに注意
(総務省より)
無料のWi-Fiスポットやインターネットカフェを利用する時には十分注意してください。
誰が提供しているのか、接続先の名称や鍵マークは正しいか確認しましょう。
他人の情報を盗む目的で悪意を持った者がWi-Fiスポットを設置することもあります。
決して自分だけは大丈夫、などと思わないよう自分自身の情報管理をしっかりしていきましょう。