News
広島県の特殊詐欺被害額が今年8月までに2億円超え!
新型コロナウィルスの感染拡大による外出自粛で在宅が多いことも特殊詐欺の増加に影響しているようです。
被害の手口では親族をかたる「オレオレ詐欺」が9,883万円と最も多く、去年と同じ時期に比べ被害額は6倍以上となり件数も2件から30件に急増しています。
今年は去年の被害額を上回り7年ぶりに増加に転じるおそれがある。
広島市安佐南区では、80代女性が現金4,300万円を騙し取られる詐欺事件が起きました。
『老人ホームの権利を買わないか?入居しなくても名義だけ貸してほしい』女性が同意すると数日後、弁護士を名乗る男から電話があり、『名義貸しは犯罪だ、お金を払えば警察に捕まらない』と言われ女性は指示された通りにお金を送ったり、手渡したりしたようです。
広島県だけではなく他県でも被害が急増しています。
8月岐阜県内50代男性のもとに町役場の職員を名乗る男から『法律が変わる、消費税の還付金がある』と電話がかかってきました。新しい法律でコロナ禍ではしょうがないかな、と思いつつ還付金が貰えると思い、電話で指示を受けながらATMへ。しかし金融機関の職員が詐欺だと気付き、被害を免れたということです。
電話で次のような事を言われたらそれは詐欺です!!
◎名義を貸してほしい!
◎保険料を払い過ぎています!
◎還付金があります!ATMで還付金が貰えます!
◎暗証番号を教えてください!
◎今日中に手続きしないと無効です!
◎キャッシュカードを預かります!
還付金のお知らせは、市役所の封筒で、必ず「郵便(封書)」で連絡があります。
振込先については、同封の用紙に記入して、市役所へ返送するようになっています。
市役所が電話で口座番号や暗証番号を尋ねることは決してありません。
電話で「お金」の話が出たら詐欺です。
「携帯番号が変わった 携帯を盗まれた」「風邪をひいた」「会社のカバンを落とした」「親族が起こした事件・事故に対する示談金」はオレオレ詐欺です。お金が至急必要であることを持ちかけてきます。
すぐに電話を切って警察へ相談してください。
消費者ホットライン 188ご案内の流れ
相談窓口につながった時点から、通話料金が発生します。相談は無料です。
一人で悩まず相談してみてください。