Crime prevention Q&A
空き巣は去年(2021年)だけでも1万件を超す被害が出ています。
『所さん!事件ですよ』の番組でも「ムササビ男、クモ男、空き巣(泥棒)に要注意!」と詳しく説明がありました。
高層階で《ここは狙われないだろう》《ここまでは泥棒は来ないだろう》と信じ込んでいる住人の方、あるいはオフィスの方は多いはずです。しかし・・・
11階のオフィスに空き巣被害が発生!!一体どこから侵入したのか?
実は、犯人は隣のビルの屋上から!!
隣のビルの屋上と11階のオフィスの高さがちょうど同じ高さだったのです。ムササビのように飛んできて空き巣を働き、周りの会社にも侵入した模様。3カ所荒らして逃走したようです。
高層階の屋上を利用した空き巣事件は全国で起きています。高層階でも必ず鍵はかけること、防犯センサーや窓ガラス用防犯グッズなども活用しましょう。
油断せず、隙を見せないように防犯対策をしておきましょう。
更に、ま・さ・か 38階の部屋へ?!
ムササビのように飛び移ることができそうにないビルも被害に。
屋上からロープを垂らして最上階へ侵入するクモ男に狙われやすいマンションは決して特別なものではありません。
【対策として】
屋上に上がれないようにする。
よく見かけるむき出しの外階段、こうした所から誰でも簡単に屋上へ行けてしまうのです。すぐに施錠できるドアを取り付けないと危険です。
非常階段の入口に鍵付きの扉を見かけますが、しかし扉の上部に隙間があれば、そこから侵入できます。早急に隙間を塞ぐようにしてください。
他にも自転車置き場の屋根、自動販売機などは足場に利用されそこから侵入されてしまいます。忍び返しなどで対策をとりましょう。
泥棒(空き巣)は何度も下見をしています。
近所のコンビニへ行くときにも鍵は必ずかけて出かけるようにしてください。
戸建て、マンション、オフィスなど、それぞれのタイプに合った防犯対策をとりましょう。
【泥棒の嫌がることとは】・・・それは
『音と光が大嫌い』侵入時の音や光による威嚇に対して最大限の退散効果があると言われています。泥棒が答えた「被害に遭わないための秘訣」にも、防犯カメラ、防犯センサー、防犯ベルの設置が最も多く挙げられています。
泥棒の心理を知り隙を見せないようにしていきましょう。