Crime prevention Q&A
お寺や神社を中心に、建物や仏像に油のような液体がかけられる被害が相次いで発生、寺社の防犯を脅かす事態が起きています。
さらに仏像や神像が盗まれる被害や放火被害も急増しています。
世界遺産や国宝、国の重要文化財などの寺や神社に油のような液体がまかれている事件では、被害に遭った寺などに設置してある防犯カメラが不審な男の姿を捉えていて、寺などでの防犯カメラの存在意義があらためて見直されています。
重要文化財指定の仏像も狙われるのですが、足がつきにくい指定外の仏像の盗難も実は多発しているのです。特に無住の寺社の被害が多く、発見が数ヶ月後ということも多いのです。
対策として
★写真を撮り、特徴などを記録させておき、万が一盗難されてもすぐに手配ができるようにしておくことが大切です。写真等があると古美術商などに先に案内を回すこともできます。
★常時無人の寺社・仏閣への侵入や火災などの異常発生を電話回線を通じて近所の社務所・庫裡、氏子さん宅に連絡します。
★夜間などの敷地内への侵入を検知する「赤外線センサー」や人が入った時に自動的にライトを付ける「人感ライト」、暗闇でも鮮明な画像で録画できる「防犯カメラ自動録画システム」、放火時の炎を検知する「炎センサー」など防犯システムを設置すると効果があります。
炎センサーFS-6000は30m先の炎を瞬時にキャッチする超高感度な炎センサーです。
屋外設置が可能で音声報知機能付です。
★放火対策としては、段ボールや古新聞など放火されやすい物を建物周辺に放置しないこと、絵馬や古札収納箱なども放火されやすいので、炎センサーを設置することで放火を瞬時に検知して音声威嚇することもできます。
泥棒が侵入しにくいと感じる『侵入防止4原則』とは
目・音・光・時間の4つの要素が揃った防犯システムが装備されている時です。
①目「防犯カメラに撮られる」②音「警報ベルが鳴って周囲に聞かれる」③光「ライトの光で姿を照らされる」④時間「鍵を開けるために5分以上かかる」
こうした場所では泥棒にとって非常にリスクが高いため、避けようとします。
セキュリティハウスの防犯システムが「侵入させない」最大の効果を発揮しているのは、この4原則で構築されているからです。