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広島市安佐南区に住む70代男性宛てに警察官と名乗る電話がかかってきました。
『こちら安佐南署、生活安全課の「シライ」と申します。お伺いしたいことがあってお電話したんですが』
『先日、空き巣と詐欺の事件があったんですね。男二人逮捕しているんです。この二人の名前が●●38歳ともう一人が●●41歳。このお名前に心当たりはなかったですか』
ニュースで実際の音声を聞いた人は、本当に丁寧な口調だと感じたはずです。
一人暮らしの人だと、動揺していわれるがままに「シライ」という人物に個人情報を伝えてしまうかもしれません。
『ご家族の方にも知っているかどうか確認したいので、在宅でしたらお代わりいただけますか?』
男性が家族に代わろうとすると電話が切れました。
住所、年齢、家族構成、資産状況、在宅時間などの情報を特殊詐欺グループは収集しています。
『自分だけは大丈夫、騙されない』ではなくて、『ひょっとしたら騙されるかもしれないから対策を立てておこう』という気持ちが大事です。
対策としては
★家の固定電話は、必ず留守番電話にする。
★電話を受けてしまった後、『怪しい、変だ・・』と思ったら直ぐに電話を切る。
★防犯機能付きの電話機にする。
『オレだオレだ』も気を付けなければなりませんが、『警察官や銀行をかたる者』からの電話も気をつけてください。
アポ電強盗はいる来るかわかりません。ご家族だけではなく、町ぐるみで声を掛け合って被害が起こらないようにしていきましょう。