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広島市内中心部のマンションでありながら、防犯カメラがありません。 防犯カメラを何台か取り付けてほしいのですが、なるべく費用を抑え尚且つしっかりと防犯できるようにしてもらいたいです。どのように進めていけば良いですか。
閑静な住宅地でありながら、非常に便利な立地条件のマンションです。しかしながら、色々な人が出入りすることができる駐輪場などは気になるところです。
まず手順としては、マンションの管理組合における「集会での議案の決議で原則として区分所有者数の過半数および議決権の過半数の賛成で可決する」普通決議で承認されなければなりません。
承認後、役員様と防犯カメラの選定など十分なヒアリングをして費用対効果を出していきます。
そして、取り付ける場所や台数を綿密に決めていきます。理事長様、役員様が納得のいく取り付け位置をご説明 させていただきます。防犯カメラが取り付けられる場所『設置 見取り図』を事前に住人の方へ知らせておくこともお勧めします。
常々、役員の方々が気にかけていたゴミ置き場もカメラが設置され、不法投棄の不安もなくなりました。
最近のマンションには防犯カメラは「必需品」です。防犯カメラが設置してある物件は、入居者が選ぶ判断基準になります。新規入居を促すアピールポイントになります。
防犯カメラには入居者のプライバシーが映っている可能性もありますので映像の閲覧や再生は限られた人にだけにする必要があります。
マンションの『防犯カメラ運用規則』を設定しておきましょう。
またカメラが設置してある事を周知させておくためにも『防犯カメラ設置』のステッカーを貼っておくと良いでしょう。
入居者にとっては共用部分に防犯カメラがあることでお互いにマナーを守り、マンション全体を清潔に保つことにも繋がります。
人の目は大事ですが、防犯カメラを設置することで人の目が行き届かないところを補う事が可能です。もちろん防犯カメラで犯罪は防げませんので、役員様をはじめマンション内の方々が協力しあって、より良い環境を作っていかれることを願っております。